インプレッサのマイナーチェンジ

インプレッサは1992年に発売が開始された、スバルブランドを展開する富士重工業が生産・販売を行う車である。現行(2009年)モデルは3代目となるが、モデルチェンジまでのスパンが長い車としても知られている。その間、マイナーチェンジが数回なされているので、その概要を掲載しておく。

1993年9月

インプレッサ初のマイナーチェンジ。ラインナップにワゴンWRXを加え、MTのみであったセダンWRXにもATを追加。環境対策として、エアコンガスの新冷媒を採用。

1994年10月

セダンWRX系を260馬力に出力アップし、同時にATを廃止するなど、マイナーチェンジが行われた。

1996年9月

フロント周辺をメインとしたエクステリアの変更。アルミホイールにも新デザインを採用。

1997年9月

前面衝突安全性への対応のため、運転席エアバッグを標準装備とし、助手席エアバッグはオプション設定とする。

1998年9月

WRX系のフロント形状を変更し、全車のヘッドライトをマルチリフレクター・タイプとした。一部のSTI(※当時はSTiという表記)モデルでは、大型トランクスポイラーを標準で装備する。「F」「G」では、全車に新設計のシリンダーブロックとシリンダーヘッドを採用。

1999年9月

STi系の大型トランクスポイラーの断面形状を変更するなど、マイナーチェンジが行われた。一部のWRXのモデルでは、オプションで砲弾型ドアミラーが設定される。

2002年11月

エクステリアを大幅に変更。エンジン・シャシーにも変更がなされ、特にエキゾーストマニホールドを等長化した点は大きい。これにより、水平対向エンジン搭載車に特有の音が小さくなる。いわゆる“涙目”ライトに変更。

2003年9月

セダンに、新たに5ナンバーボディのモデルが追加。

2004年6月

STI(※当時はSTiという表記)モデルのパフォーマンスアップ、フロントハブの強化、ホイールPCDの拡大などが行われる。

2005年6月

ブランド名・グレード名のSTi が、STIという大文字表記に変更。「スプレッドウイングズグリル」と呼ばれる、飛行機をモチーフにしたフロントグリルデザインを採用。いわゆる“鷹目”ライトに変更。

2008年10月

4ドアセダン「アネシス」の発売に合わせ、グレード名の変更と、新グレードの追加がなされる。

2009年2月

WRX STIの一部改良。インフォメーションディスプレイにおける瞬間燃費の表示、運転席パワーシート化、ヒルスタートアシスト(Hill Start Assist=坂道発進補助装置)にキャンセル機能を追加、ボディカラーの変更などが行われる。

2009年9月

5ドアモデルについては、フロントグリルデザインを変更。サスペンション・リヤショックアブソーバー・ステアリングシステムなどの変更を行い、操作性や乗り心地の面で向上。全車のボディカラーに「ブリティッシュレーシンググリーン・パール」を追加。